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| ■鋳物の歴史と未来 |
| 銑鉄鋳物は、人類の歴史とともに歩んだ長い歴史があります。書物によると、鋳物の製造は紀元前3500年頃メソポタミア地方から開始されたといわれ、古くから農耕具や祭礼、
日常用具また時には兵器具として人間の生活に深いかかわり合いをもってきました。 日本の歴史では、約1300年以前より作られ始めたと伝えられています。製品としては仏像、梵ちょう、貨幣、農具、刀剣、鏡、鐸、鉾など鋳造されました。 江戸時代末期には国防意識が高まって、近代化への道を歩むようになり、1850年頃大砲や反射炉が鋳物で作られました。 さらに、第1次世界大戦および第2次世界大戦にかけて軍需品、関連機械工業の需要増大につれて機械の素形材として鋳物の製造技術が大きく発展しました。 このようにわが国における鋳物の歴史の古さがしのばれる一方、時代の流れと共に進歩してきました。 そして今日、自動車部品、工作機械、船舶部品、製紙機械、景観品、半導体製造装置等々さまざまな業種に対応できるのも、鋳物が多くの特徴(利点)を有していからではないかと思います。 |
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| 鋳物の未来 | |
| 鋳物はほぼ100%に近いレベルでリサイクルを実現している事は非常に優れた素材です。広くはエネルギーの有効利用、環境問題の観点から考えますと、おおいに寄与しているのではないかと思っています。 また鋳物全体を一つの素材としてとらえれば、多くの特徴(利点)、材料の種類、様々な製造法と、その組み合わせによっては、選択範囲はかなりひろいものと思われます。そしてすべてに共通のことは、形状の自由性があることです。 形状に殆ど制約を受けないことは、発想、創造性により大きな広がりが出て来ます。さまざまな業種の方々のなかには、色々なアイデアを持ちながら無理ではないか?とあきらめる時も少なくないでしょうか? そんな時は、是非一度ご連絡ください。 それぞれの材料自体の改良、2種類以上の組み合わせによる複合材料の開発、更には鋳造業としての常識を今一度原点に戻って、『なぜ』という問いかけをすること。 他の業界の製造機械、製造方法など技術的ハード面を取り入れたり、生産管理、品質管理等ソフト面での改善も必要ではないかと考えています。 その為にも少しでも多くの業界の方々に鋳物に興味を持ってもらうと同時にご意見、アドバイスを頂きながら鋳造から加工までの一貫生産体制のなか、皆様方のニーズに対応していくつもりであります。 より多くの業界の皆様に御利用していただければ幸いです。 |